
『スノーボール』ライナーノーツ
「スノーボール」
“スイーツ”をモチーフに、人の心のさまざまな感情を描く6曲連続企画 “Sweets Song Series”。
第1弾「カステラブ」が“恋のはじまり”を描いたのに対し、第2弾「スノーボール」では“想いを残したまま手放す恋”をテーマに、シリーズ全体の温度をひとつ、静かに深めています。
― 想いを残したまま手放す恋 ―
冬の街が灯りに包まれ、クリスマスが近づく頃。
誰もが少し浮き立つ季節の中で、ひとつの恋が静かに終わりを迎えます。
「スノーボール」は、“優しさで終わる恋”を描いたクリスマスソング。
お互いを想い合いながらも、未来のために別れを選んだふたり。
それでも彼の胸には、まだ消えきらない想いが残っています。
♪ ほろり口の中で解ける最後のキスはまるで
スノーボールみたいにほら儚く消えてゆく
“スノーボール”というお菓子のように、
触れた瞬間にふわりと溶けていく淡い温もり。
恋の記憶がゆっくりと雪に変わっていくような、
やさしくも切ない情景が広がります。
アコースティックを基調とした冬らしいサウンドと、
草野俊之介の透明感ある歌声が、
心の奥に残る“ぬくもりの記憶”をそっと包み込みます。
本作「スノーボール」の世界観をさらに際立たせるショートムービー作品も多数制作。
“静かな受け入れ”というテーマを軸に、
映像ならではの余白と温度で描く、もうひとつの「スノーボール」が誕生します。
音楽だけでなく、映像を通しても心に残る“冬の物語”として展開予定です。
そして、2026年2月28日(草野俊之介の誕生日)には、代々木 LIVE STUDIO LODGE にて
フルバンドワンマンライブが開催決定。
“Sweets Song Series”の楽曲たちを、
生演奏の温もりと臨場感でお届けします。
シリーズの世界をリアルに体感できる特別なライブとなります。
